茶の湯の心

茶の湯の心に流れるもてなしの神髄
嵯峨野が手本とする和のありよう

先代藤井克一は、茶心のある料理をご提供したいと考えており、千家出入りの懐石料理店に修行に出向くとともに、自ら茶の湯の稽古をつんでおりました。 建て替え前の嵯峨野にも表千家の茶室「残月」の写しはあり、それは先代の茶の湯に対する強い思いの現れでした。 嵯峨野は今もその思いを受け継ぎ、茶の湯の心をもつ料亭であることを指針としております。 お客さまをお迎えするために、集いの目的にあった趣向に心を砕き、献立を考えて器を吟味し、室礼を整えること。 庭を清めて花を行けること。 これに付随する細々としたことに心を込めること。 そうして当時は静かにさりげなく、そして和やかに饗応がすすむよう気を配ること。茶の湯の心でのおもてなしにはこれでよし、ということはありません。 常に反省しつつ、精進を重ねる日々です。

現在嵯峨野は、表千家残月亭を諸寸法、欄間共に忠実に写した「残月」と、露地庭をもつ伝統に則った茶室「渡月」を有しております。 本格的な茶事はもちろんのこと、大寄席の茶会などにもご利用いただいております。 また嵯峨野では、茶事の体験教室など茶の湯に親しんでいただくための様々な会をもうけております。 「茶道」は作法にうるさく堅苦しいというイメージをお持ちかもしれませんが、ひとたび茶の湯の楽しさに触れたならば、その人の生き方までをも変えてしまうほどの魅力があるとは多くの先人が語っているところです。

茶事

催事「夜咄の室礼でお抹茶を一服」のご紹介

嵯峨野では他にもマナー講座や「和」の伝統文化を楽しむ講座を随時開催しております。 動画でご紹介しました「夜咄の室礼でお抹茶を一服」については毎年2月上旬頃に開催しております。(※諸事情により開催を中止する場合もあります)
開催日や催事内容など詳細については「開催予定の催事」ページをご覧ください。

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